2022-01-01から1年間の記事一覧

ドラマ silentにて何故「彼女の相談」が聞かれていたのか

indigo la End 彼女の相談 ドラマ silent 「本当はね、思ってるより重かったの」 何が重かったの?それは 「耳が聞こえなくなること」 ということなんだと思う。 流行りのsilentというドラマ、私も毎週視聴しているが、作中に出てくる想と紬、この2人が学生時代…

糸は吉に絡まるから。

indigo la End 「蒼糸」 蒼糸、この曲が持つものをindigo la Endという音楽が好きな人は理解出来ると思う。何を理解できるのか、それを言葉にしようとすると難しいが、強いて言うなら人の琴線、それを触れる曲。そう言えば大切な曲であることが分かるのでは…

話題に乗っかってみようと思う。

音と言葉。 この2つに触れる言葉を紡ごうと思ったきっかけは、あの話題のドラマだが、この2つは私にとって大切で重要な人生の導である。 音、私は特に音楽というコンテンツでこれに触れているが、今回は「音」という言葉であえて表現したい。人は、いや健常…

。‪✕‬ 、〇

indigo la End 「素晴らしい世界」 悲しいよね。 人によって「悲しい」という感情や「寂しい」と感じる瞬間は多岐にわたると思う。 その中で共感性の高いワードとして「孤独」というものがある。 ある考えとして「他者がいるから幸せがあり、他社がいるから…

伏線ばかりのネタバレ

クリープハイプ「愛のネタバレ」 付き合うことは避けれなくて、 そのなんとも言えない満点とはちと言えなくて、でもそれが愛おしくて、 相手のこれもあれも考える日々 笑えない、笑うけど、 なんで立場はこっちなのに、 全部が重なる、1人、いや独り。 何かが…

川谷絵音 presents "独特な人” 第五回公演 「影と毒⁺⁺」 この混沌とした世界は、何とかして直視してきたから成り立ってきたと思う。ただ背けたくなる現実ばかり五感に届くこの2年半。 人それぞれ闇を抱いてきた、抱かざるを得ない状態で、自分を守る盾のよう…

醤油は薄めたら薄くなるのは当たり前

第5回 独特な人 前夜祭 丸の内のベンチに腰掛けながら、ハイボール片手に本日の前夜祭の余韻に浸る自分に酔いつつ、飾りげのない言葉で今日のことを振り返りたい。 今回の「独特な人」 この舞台が台本と言いつつも川谷自身の思いもスパイスとして存在はしてい…

深海

DADARAY 「花は買わない」 今の全てを投げ出して、消え去りたい。 何も考えたくない、人と触れ合いたくない、自分の弱さ、情けなさ、自分とはなんなのか、誰なのか、何がしたいのか、何のために生きてるのか、永遠に暗い苦しみの中で、モヤモヤしたものを抱え…

濃い色。

indigo la End 「藍色好きさ」 遊びだったとは思えない。 この言葉はこの曲の感想の一つである。 それほど世間一般からはあの恋愛は批判の標的にされ、批判批判批判批判。愛のない言葉、いや、ただのサンドバックにされていたと思う。 ただ、そこに存在した…

夜中の3時。

てクリープハイプ 「手と手」 好きな時間帯はあるだろうか。 朝が好きな人、夜が好きな人、様々だと思う。 私個人が思う好きな時間帯がある、それは深夜2時から3時の時間帯である。 私は夜遅くまで起きると体にガタがすぐ来るので夜更かしは好きではない。ただ…

賛美歌

indigo la End 「夜の恋は」 好きにならずにいたかった あなたを知らずにいたかった そんなの甘えだろ、一線超える恋愛という行為をしようとするならば、その重荷を背負う覚悟、忘れちゃいかんと思う。って私は思うけど、世間一般は淡い思いに惹かれていくから…

夏のある日の日差しの中。

indigo la End 「シベリアの女の子」 日比谷野外大音楽堂 『ナツヨノマジック vol.2』 夜汽車は走る さよならベル はにかんでしまった夏 夜漁り 見せかけのラブソング 邦画 雫に恋して チューリップ 通り恋 抱きしめて 春は溶けて ラッパーの涙 夜風とハヤブ…

思い出すんじゃなくて、過ぎったくらいにしておけ

「ちょっと思い出しただけ」 エモいとか言う言葉が嫌いだ。 自分に酔ってることをいかにも「良い事」のように訴える世の中の風潮も嫌いだし、そのよく分からん抽象的な感情に浸って何が生まれる?馬鹿か?アホか?現実をもっと見ろよ、クソが。 ただ、そういう気…

今を逃したくないからこそ思うこと。

マカロニえんぴつ 「ハッピーエンドへの期待は」 どれほど自分を理解し、相手を理解し、深いそこまで繋がってしまう、繋がってはいけないほどの境界線を超えた関係を築いたことはありますか。 そこにあるのは全てを把握出来てしまうからこそ生まれる悲劇しかな…

幸せに苦しめられる。

indigo la End 「愛の逆流」 ずっと幸せなままでいる人間なんていないだろう。誰もが闇を抱えたことはあるだろうし、そのキャップで心をやられた経験も少なからずあるだろう。それが恋愛を通じたものであった時、人はどこに迷えるのだろうか。 好きな人同士…

まやかしの無い傑作。

indigo la End 「濡れゆく私小説」 好きにならなきゃ良かった。 苦しまずに、こんな思いしなくて良かったはずだから。赤裸々な、人には言えないような気持ちばかり芽生える中、でもどこかで全部を否定できない。幸せで笑顔で溢れた事実が表裏一体となってい…

就活と音楽

これはある企業に提出しようとしたエントリーシートの問の1つです。 私は趣味である「邦楽鑑賞」に情熱を注いでいます。私は一日に約5時間聴くほど邦楽が大好きで、その情熱はライブに年間10公演以上行き、東京近郊だけではなく、大阪、愛知などに遠征するほ…

追伸

indigo la End 「通り恋」 色んな事象の溢れるこの世界。 どんな事も忘れちゃいけないことが必ずあると思う。 その忘れてはいないことの形はそれぞれだけど、それぞれ意図がある。 この曲は私にとって忘れてはならない曲だと思う。 この曲の情景を表すとした…

タイミング

indigo la End「忘れて花束」 あの有名なMVがあるだろう 私もあのMVは好きだ、雫に恋してのカップルの末路を表現したあのMVが、 大好きなのに別れなければならない。 気づいた時にはもういない。 恋心が噛み合うなんてそうそうあることでは無い まぁこんな感…

混ぜたらピンクとか皮肉でしかない

indigo la End 「チューリップ」 この曲は、難しい。 それはこの曲が出た時に重なるような事があったからなのか、この曲が持つ力によるものなのか 分からない。 ただ、チューリップという1つの固有名詞からここまで世界観を広げさせられるのは圧巻の一言であ…

誰かから聞く後日談ほど情けなくなるものは無い

indigo la End 「フラれてみたんだよ」 愛が途切れるあの瞬間は何故あれほど残酷なものなんだろうか。 振られる側。振る側。両方にダメージを受けるパターンも多々あると思う。 それほどその関係が切れた時の反動が大きい、それほど強い繋がりであるからなん…

底に、そこに

indigo la End 「夢のあとから」 I'd rather she be with me Only that この音を聞いた時にどんどん沈んでいく感覚であったのは私だけだろうか。 夢なのか、なんなのか、分からないが どんどん底へ沈んでいく感覚。 その沈んだ先でしか見えないもの、そりゃ…

新たなフェーズ

indigo la End 「春は溶けて」 私は以前から「落ちる所まで落ちて、その時傍にあるものを信じたい」という考えを持っていたり、いわゆる陰よりの人間であると自負している。これに関しては自分自身の色として嫌だと感じることは無い。ただ、この色を持つから…

堅忍

indigo la End 「夜光虫」 時に、夜、抑えきれない気持ちに押し潰されかけることはあるだろう。 誰にも言えず、告げられず、ただ胸が苦しむだけ どこにも答えもなく、ただ光の指すまでの永遠に近い時間を流すだけ。 息をすることすら苦しい。自暴自棄になり…

救い

indigo la End 「Helpless」 2022年のツアーであるこの「Helpless」 今年は夏に野音、秋に武道館を控える大きな年であり、この「救いのない」といういかにもindigoらしい言葉で綴られたこのライブはどのようなものになるのか、期待は大きいものであった。 こ…

繰り返し、ただ。繰り返し

indigo la End 「煙恋」 「恋」「愛」在り来りな言葉だと思う。 人間、割とこの二単語に振り回されてる。いや、振り回されてる人ばかりだと思う。それは、人を愛するとか純愛チックな事柄だけではなくて、大きな括りで見た時に、人はこの二単語に振り回され…

落ちないシミ

indigo la End 「染まるまで」 最近、自分を投影できるような恋愛をモチーフにした作品が多いと思う。個人的には凄く良いと思う作品もあるが、その風潮に飽き飽きしてしまっている私もいる。いや、美化するなよ。と それぞれの人間がどう捉えるかなんて私に…

窮屈で苦しいけど愛おしい

indigo la End 「華にブルー」 人は「恋」をするとバグる。 これは自分のことだろうと、他人のことだろうとイメージできるだろう、人は狂う。 人は「愛」を求めると藻掻く。 これは本当に「愛」を求めた人間にしか分からない感情なのでは、と私は思う。 本を…

再構築、そして

indigo la End 「幸せな街路樹」 川谷絵音が日比谷野音「abuku」で封印?をしたこの曲。川谷絵音本人がindigo la Endの根本にあるというこの曲。 その解釈を通じて、1人の聴者として感じたこと、それは「生きるとはこうなんだろう」と 何かを壊してしまった経…

全部良くても美しくない

indigo la End 「想いきり」 恋愛に対してどのような感情を抱いてきただろうか? 相手に対する淡い甘い尊い感情。これは誰しも恋すれば抱く感情だと思う。 ただ、その甘ったるい感情が増える一方でマイナスな感情も大きくなることも感じたことがあると思う。…