就活と音楽

これはある企業に提出しようとしたエントリーシートの問の1つです。

 

 

 

私は趣味である「邦楽鑑賞」に情熱を注いでいます。私は一日に約5時間聴くほど邦楽が大好きで、その情熱はライブに年間10公演以上行き、東京近郊だけではなく、大阪、愛知などに遠征するほどです。邦楽と出会ったきっかけは、中学3年生の頃に「SEKAI NO OWARI」、「ゲスの極み乙女。」に出会い、その歌詞や音楽性に惹かれたことがきっかけです。今は「indigo la End」、「マカロニえんぴつ」、「クリープハイプ」などの音楽を好んで聞いています。「邦楽」に対してここまで情熱を注いでいる理由は「歌詞」に込められた魅力に惹かれているからです。そう感じるのは、私が「歌詞」に何度も救われてきたからです。「マカロニえんぴつ」の「ボーイズミーツワールド」という曲があります。この曲に出会った当時の私は、部活動や私生活において結果が実らず、「自分は無力だ」と自暴自棄になっていました。その時にこの曲の「まだ夢があんだ ギリギリまだ信じていたいんだ 死ぬ前に僕をちゃんと生きたいんだ」という歌詞の一節に出会い、「諦めずに自分を信じてみよう」と考えるようになり、前を向くことができました。この曲だけではなく、「indigo la End」の「Unpublished manuscript」には、コロナ禍やウクライナ情勢などに対して自分のやるせなさを感じる中で、どうにか明日に向けて生きていこうと背中を押された経験、「クリープハイプ」の「二十九、三十」には、こうすれば良かったと後悔する中で、これから先なら変えられると勇気をもらったことです。これだけではありませんが、言葉の力に何度も救われてきました。このことから、言葉には形にはできない大きな力があると考えるようになりました。だからこそ大切に使おう、そして私が歌詞に込められた「言葉」の力に助けられたように、「言葉」の力を最大限発揮できる人になろう、そう考えるようになりました。私の一部であり、背中を押してくれる「邦楽」をこれからも大切にしていきたいと思っています。そして、これから先、人として成長していくためにも自身が救われたように「言葉」の力を使い、多くの人にも影響を与えられる人間になりたいと感じています。

 

 

ここにあるように私は『言葉』の力を信じてるし、その分狂気的な部分も知っている。

だからこそ、充分に知り、扱えるように日々鍛錬していかなければならない。いや、しなくてはならないと思う。それを再認識する機会として就活があって良かったと思う。