2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

まやかしの無い傑作。

indigo la End 「濡れゆく私小説」 好きにならなきゃ良かった。 苦しまずに、こんな思いしなくて良かったはずだから。赤裸々な、人には言えないような気持ちばかり芽生える中、でもどこかで全部を否定できない。幸せで笑顔で溢れた事実が表裏一体となってい…

就活と音楽

これはある企業に提出しようとしたエントリーシートの問の1つです。 私は趣味である「邦楽鑑賞」に情熱を注いでいます。私は一日に約5時間聴くほど邦楽が大好きで、その情熱はライブに年間10公演以上行き、東京近郊だけではなく、大阪、愛知などに遠征するほ…

追伸

indigo la End 「通り恋」 色んな事象の溢れるこの世界。 どんな事も忘れちゃいけないことが必ずあると思う。 その忘れてはいないことの形はそれぞれだけど、それぞれ意図がある。 この曲は私にとって忘れてはならない曲だと思う。 この曲の情景を表すとした…

タイミング

indigo la End「忘れて花束」 あの有名なMVがあるだろう 私もあのMVは好きだ、雫に恋してのカップルの末路を表現したあのMVが、 大好きなのに別れなければならない。 気づいた時にはもういない。 恋心が噛み合うなんてそうそうあることでは無い まぁこんな感…

混ぜたらピンクとか皮肉でしかない

indigo la End 「チューリップ」 この曲は、難しい。 それはこの曲が出た時に重なるような事があったからなのか、この曲が持つ力によるものなのか 分からない。 ただ、チューリップという1つの固有名詞からここまで世界観を広げさせられるのは圧巻の一言であ…

誰かから聞く後日談ほど情けなくなるものは無い

indigo la End 「フラれてみたんだよ」 愛が途切れるあの瞬間は何故あれほど残酷なものなんだろうか。 振られる側。振る側。両方にダメージを受けるパターンも多々あると思う。 それほどその関係が切れた時の反動が大きい、それほど強い繋がりであるからなん…

底に、そこに

indigo la End 「夢のあとから」 I'd rather she be with me Only that この音を聞いた時にどんどん沈んでいく感覚であったのは私だけだろうか。 夢なのか、なんなのか、分からないが どんどん底へ沈んでいく感覚。 その沈んだ先でしか見えないもの、そりゃ…

新たなフェーズ

indigo la End 「春は溶けて」 私は以前から「落ちる所まで落ちて、その時傍にあるものを信じたい」という考えを持っていたり、いわゆる陰よりの人間であると自負している。これに関しては自分自身の色として嫌だと感じることは無い。ただ、この色を持つから…

堅忍

indigo la End 「夜光虫」 時に、夜、抑えきれない気持ちに押し潰されかけることはあるだろう。 誰にも言えず、告げられず、ただ胸が苦しむだけ どこにも答えもなく、ただ光の指すまでの永遠に近い時間を流すだけ。 息をすることすら苦しい。自暴自棄になり…

救い

indigo la End 「Helpless」 2022年のツアーであるこの「Helpless」 今年は夏に野音、秋に武道館を控える大きな年であり、この「救いのない」といういかにもindigoらしい言葉で綴られたこのライブはどのようなものになるのか、期待は大きいものであった。 こ…