indigo la End 「幸せな街路樹」
川谷絵音が日比谷野音「abuku」で封印?をしたこの曲。川谷絵音本人がindigo la Endの根本にあるというこの曲。
その解釈を通じて、1人の聴者として感じたこと、それは「生きるとはこうなんだろう」と
何かを壊してしまった経験、したことはあるだろう、なんでもいい、物でもいいし、人間関係が壊れるなんてことも沙汰にある。
あとこれも感じたことはあると思う。壊すことは簡単だけど、再構築することは難しい。生み出すのは容易だが、直すのは難易。
川谷絵音は何かが生まれては壊れ、それの繰り返しである人生の中で感じる、形にできない物
それを表現したいがためにこの曲を作り出したのでは無いかと思う。
喪失感に包まれることの繰り返しである人生
失ってから気づくことの繰り返しである人生
無意識で壊してしまうことの繰り返しである人生
街路樹を通るなんてことの無い日常の中で、時に抱く特別な感情を抱くなんてことは無いだろう。
いつの間に気づいて、また失う。
そしてそれを埋める。
再構築を繰り返すからこそ強く、そして美しい。